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秋田&タイから!? -アスパラたんぽ!

アップロードファイル  今日は、私のとっておきメニュー、秋田名物の「味噌つけたんぽ」をアレンジした「アスパラたんぽ」で~す! 
アップロードファイル  めずらしく(?)季節的にピッタリなメニューの登場だね。
アップロードファイル玄米、しかもタイ米なので、本場の味とは程遠いでしょうから、秋田の人に邪道って言われないかとちょっと心配だったりしますが・・・それなりに評判は、いいんですよ、でも、玄米もちゃんと潰せてないし、焼き加減も味噌の加減も研究中なんですが・・・。

あすぱらたんぽ  by ☆青☆

アップロードファイル  秋田の「きりたんぽ鍋」は、よく聞くけれど、「味噌つけたんぽ」は、知らない人もいるんじゃないの?
アップロードファイル  えっ? そうですか、、、私は、子供の時から当たり前のように食べていたんですけどねぇ。
アップロードファイル  「きりたんぽ」っていうのは、なんだか変わった響きだけど、どこから来たんだい?
アップロードファイル  この「たんぽ」というのは、私の生まれ故郷、秋田県鹿角市が発祥なんですよ~、「たんぽ」という槍を覆う鞘の形に似てたとかなんとか、もともとマタギとか山に仕事しに行ってた人たちが保存食として食べていたらしいのですが、通りかかって食した南部の殿様が命名したと言われています。
「きりたんぽ」というのは、鍋に入れるために切った「たんぽ」のことで、本当は、「たんぽ」って言うんですよ。
アップロードファイル  へぇ~、あの棒みたいなのが「きりたんぽ」というのかと思ってたよ。
じゃあ、「たんぼ」に味噌をつけて焼くから「味噌つけたんぽ」なんだね、「味噌つけきりたんぽ」を省略してるのかと思ってたよ。
それにしても「マタギ」なんて言葉が出るのが、秋田だねぇ、青ちゃんのご先祖さんもマタギだったりして!?

アップロードファイル  ご先祖様どころか、父が狩猟会に入っていて、熊や兎を追いかけて山に入って行きますよー。
別にそれで生計を立ててるわけじゃないんで、マタギじゃないですけど。
アップロードファイル  えーっ!? 今でもそんなことしてるのー? 冗談で言ったんだけど・・・。
アップロードファイル  でも最近は、頭数制限もあるし、人家の近くに出没したりして、狩猟というより捕獲とか退治みたいになっちゃって、ますますマタギ感はなくなってますけど・・・。
まあまあ、マタギの話はおいといて、、、たんぽですよ、たんぽ! 
11月11日は、きりたんぽの日
だそうですのでヨロシク、、、って、どうヨロシクしていいんだかわかんないでしょうけど、このアスパラたんぽ、作ってみるというのはいかがですか?

アスパラたんぽ  by ☆青☆


【材料】
アスパラガス 5本くらい
玄米 1合、 日本酒 大さじ1、 片栗粉 小さじ1/2
味噌 (味噌 大さじ2、 みりん 大さじ1、 ピーナッツバター 小さじ2)

【作り方】
(1) アスパラガスは、堅い部分をそぎ落としておきます。
(2) 玄米ご飯は、日本酒を入れて少し柔らかめに炊き、熱いうちに片栗粉を混ぜて、すり鉢でご飯を潰すか、或いは、ビニール袋に入れてよく揉んで潰します(熱いので注意!)。ご飯の形が多少残るくらいでいいです。
(3) アスパラガスにご飯をまきつけて、たんぽの形にします。最初にご飯を適量でまるまて、アスパラガスの真ん中くらいに押し付けて上下に伸ばしていくとやりやすいです。アスパラガスとのバランスを考え、あまり太くなりすぎないように注意しましょう。
(4) 焼き網を使ったり、魚のグリルやオーブン、フライパン、ホットプレート、トースターなど、焦げ目がついて、空焼きできるもので焼きます。七輪や囲炉裏がベスト!?
(5) 表面に焼き目がついてカリカリしてきたら、合わせておいた味噌を刷毛で塗ります。ベチャベチャ塗っても大丈夫ですし、少し焦げるくらいがおいしいですが、焦げて周りが汚れますのでご注意ください。
(6) 味噌が適度に焼けて香りが出たら出来上がり、切り分けて食べてください。(斜めに切った方が美しいです、上の写真は、切り口がイマイチですみません)


アップロードファイル  これは、切り分けて出すんだから、きりたんぽでいいってことだな、やっぱり「たんぽ」っていうより「きりたんぽ」の方がなじみがあるよ。
それにしても、アスパラガスときりたんぽがどうやって結びついたんだい?

アップロードファイル  アスパラガスの料理ということで、料理本をいろいろ眺めてたら、豚肉で巻いて揚げるというのが何冊もの本で出てきて、また肉ですか~? しかも揚げ物ですか~? みたいにうんざり、、、
でも、きっと切った時の顔の出し方がいいんだろうなぁ~と、まあ、ただ緑が顔を出すだけですけどね、アスパラガスは味もきつい主張をしないので、そうやって食べるといいのかなあと。
それで、私も肉ではなしに、揚げ物でもなしに、何かで包んでみようと考えてたら、ピン! 
アップロードファイル  玄米&野菜入りってことで、ヘルシーきりたんぽってことだな。
アップロードファイル  味噌には、甘みを出すためと、味噌をのばすために味醂を入れてますが、味噌がのびなかったら水を加えてください。
甘みは、単純に黒砂糖でもいいと思います、我が家には、白砂糖がないので、甘みを出すときは、みりんか黒砂糖を使うことが多いのです。
アップロードファイル  ピーナッツバターっていうのは、隠し味?
アップロードファイル  実家のある鹿角市の八幡平では、胡桃を使って「くるみ味噌つけたんぽ」にするんですよ、これがまた上品な甘さと香りなんですけどねー、タイで胡桃って、そんなに売ってないんです、輸入になりますから、なので、かわりにピーナッツバターを入れてみたんですが、量の加減はまだ研究中です。
アップロードファイル  なんか名物料理というのは、作るのがすごく大変だったりコツが必要な気がするんだけど、このレシピで行くと、簡単そうに思えるね。
アップロードファイル  私が作れたんだから、そりゃ、簡単ですよー、雰囲気を楽しむってことで。
ちなみにホットプレートで焼くとこんな感じです。
アスパラガスたんぽ

アップロードファイル  そりゃあ~ねぇ~、本場モンは、米の粘りや風味、炭の香りや焼き加減の絶妙さとか、やっぱり違いますよー。
なので、味噌でごまかしちゃってる部分もありますけど、こうして秋田のたんぽがひろまったら、うれしいなあと思うのですが。
アップロードファイル  なんか、これってパーティーだの宴会メニューだのに使えそうじゃないか、そういうところで広まってもっとポピュラーになるといいのに。
アップロードファイル  そうそう、うちのおにいさんは、この中にチーズを入れてってリクエストしてきたんですよ、なんか、居酒屋メニューになりそう・・・って思っちゃいました。
でも、ちょっとトライしたんですけど、ご飯をまきつけるときにチーズがはみ出しちゃって、焼くと溶け出して大変なことになるので、簡単じゃあないんですが。。。
アップロードファイル  さてさて、アスパラたんぽは、秋田の人にどう受け止められるんだろうね?
アップロードファイル  いやぁ、それがちょっとドキドキなんですけど、とりあえず、どこの人でもいいので、ご家庭でお試しください、それで雪国秋田と南国タイを感じていただければ・・・
アップロードファイル  やっぱりタイも感じなくちゃいけないのかい? 秋田とタイって対極にあるみたいだな。
アップロードファイル  いえいえ、秋田県人とタイ人って、どっか似てるんですよー。
それにアスパラたんぽは、タイ発ってことでヨロシクです! 



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2007/11/23 21:03.01