イスタンブール歴史地区巡り トルコ旅行記(その12)

トルコは、世界遺産がたくさんありますが、イスタンブールの歴史地区も世界遺産に登録されています。
その多くは、キリスト教とイスラム教の不思議な取り合わせ(?)に歴史を感じてしまうような建物です。
そもそもイスタンブール(正確にはイスタンブル)の街というのは、古代ギリシア人の街(ビザンティオン)として建設され、ローマ帝国末期に遷都されコンスタンティノポリスとなり、東ローマ帝国の首都としてキリスト教文化が発展し、やがてオスマントルコに征服されてイスラム支配下に入ったわけで、常に重要な都市であり続けながらも翻弄されてきたような都市といえそうです。
もっとイスタンブルのことを知りたいと思い、今、寝る前に「コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)」を読んでるところで、行って来てから読むとよく頭にはいりますが、、、でも、寝る前なのでわずかな時間しかなく、なかなか進みません。

<2010年1月1日(金)> トルコ旅行5日目

15:00-18:00 ヒポドゥローム → ブルー・モスク → 地下宮殿 → グランドバザール
20:30 ベリーダンスショーを見ながらディナー

2度のランチですっかり満腹となりましたが、この後は、ずっと街歩きだというので、いい腹ごなしになりそうです。
私たちには「サバサンドを食べる!」という使命(?)があったので、やっぱりなんとしてもお腹をすかせなければいけません。

まずは、ヒポドゥロームという198年に建造され、203年に最初のレースが開催されたという古代競馬場。
コンスタンチノーブル遷都後は、10万人を収容できる大競技場になったそうで、大きすぎて撮影できるものではないんですが、その中心にオベリスクが建っています。
左側のオベリスクは、紀元前16世紀にエジプトで建てられたもので、テオドシウス1世が運ばせたものだそうです。
なるほど、エジプトのヒエログリフが見えます。
もともとは、60メートルもの高さだったそうですが、大きすぎて運べなかったのか、今は、20メートルの高さになっています。

トルコブルーモスク トルコブルーモスク

2枚目は、逆光にして、傷んだのをフォローしているわけではなくって偶然なんですが、10世紀にコンスタンティヌス7世によって建てられたそうです。
ホントは、青銅で覆われてたらしいのですが、第4時十字軍に利用されたとかで、今は、ちょっと痛々しく、それもある意味歴史を語っているようです。

お次は、ヒポドゥロームの隣にあるブルーモスク!
アヤソフィアに並ぶ重要な観光場所、絶対に見逃してはならない場所だそうです。
正式には、「スルタンアフメット・ジャミイ(Sultanahmet Camii)」といいます。
内部に使われた青いイズニック・タイルとステンドグラスの美しさから通称で「ブルーモスク」と呼ばれるようになりました。
アフメット1世によって1616年に完成した巨大なモスクです。
タイのエメラルド寺院のように、短パンやノースリーブはNGで、貸出スカーフを着用することになります。

トルコブルーモスク トルコブルーモスク

ブルー・モスクの特徴の一つにミナレットが6本というのがあります。
なんでも当時のスルタンが「旅行から帰るまでに金(アルトゥン)のミナレットを作っておけ」と命じたのですが、そんな急に大量の金を用意できず、機転を利かせた建築家が、スルタンの命令を「6本(アルトゥ)」と聞き間違えたことにして6本建てたとか。
スルタンが戻ってきて、金色ではないミナレットに怒ろうとしたけれど、6本のミナレットが見事だったので不問に付したんだそうです。。。
まるで一休さんみたいなお話ですが、これは、ガイドさんが話していたもので、ちょこっと調べてみてもただ「勘違い」としか書いてなかったりするんですが、、、!?

トルコブルーモスク トルコブルーモスク

内部の美しさをなんとか写真にと思ったのですが、暗くてどうにもうまくいきません。
信者以外立ち入り禁止の場所が多く、建てモノが大き過ぎて遠くてフラッシュが届かず、、、。

トルコブルーモスク トルコブルーモスク
トルコブルーモスク トルコブルーモスク

次は、ふつうならルートからしてアヤソフィアに行くのでしょうが、アヤソフィアの閉館時間が迫り、ガイドさんが「そんな短い時間でこれほどの重要な施設を見るなんていうのは、私にはできない。それでいいなら他の人にガイドを頼みなさい」とまで憤慨したので、アヤソフィアは、翌日まわしとなりました。
(翌日の自由時間が欲しいがために、この日のうちに周れるだけ周りたいとリクエストしたんですが却下されたわけです。)

この日もイスタンブルは雨の予報でしたがなんとか晴れてて、でも翌日は間違いなく雨なので、この景色は今のうちに撮っておきなさいと勧められたアヤソフィアの姿です。

トルコイスタンブール トルコアヤソフィア

ここでちょっとのんびりしたのがアダとなる!? 
ここの印象が強かったせいか、この後、大変な事件が起こることになるのですが、、、まずは、地下宮殿へ。

地下宮殿」は、ビザンチン帝国時代に建設された地下貯水しせつで、オスマン帝国の時代までアヤソフィアやとぷかぷ宮殿の重要な貯水施設として利用されたそうです。

トルコ地下宮殿 トルコ地下宮殿

336本の柱に支えられ、長さ141メートル、幅73メートル、高さ8メートルの空間が広がり、まさに「宮殿」と呼びたくなるような幻想的な美しさです。

トルコ地下宮殿 トルコ地下宮殿

昔もいたのかどうか? 今は使われていないからか? 魚が泳いでおりました。
あと、この中には、カフェが併設されたりしています。
見どころの一つ、メドゥーサの柱。

トルコ地下宮殿 トルコ地下宮殿

エフェスの遺跡にもありましたが、恐ろしいメドゥーサは、怖い分だけ魔除けになると信じていたようです。
横向きや逆さになっているのは、メドゥーサと目が合うと石になってしまうので、目が合わないようにしたのだそうです。
と、ガイドさんが解説していましたが、他にキリスト教徒のビザンチン人にとって、異教徒の神話のモチーフであるメドゥーサを利用したので、わざと横向きや逆さにしたとか、はたまた、この地下宮殿の建材は、ギリシア・ローマ時代の神殿から拝借して、ただ単にそこにあった、高さ調節だ、などの話もあります。
ん~、これはガイドさんの話を信じてあげないと、なんだかメドゥーサがかわいそ~。

さて、私はここでメドゥーサと目があってしまったのか!?
地下宮殿の表に出て、cinnamonさん夫妻と私と添乗員がほんのちょっとかたまっている間に(!)気がついたら誰もいないじゃありませんか! ほんの一瞬ですよ~!?
たしかに向こうに歩いたはず、、、と、思わず皆で駆けだして交差点を渡ったのですが、それってアヤソフィアの方向、来た道そのまんまじゃん、それはあり得ないと後で冷静に考えたんですが、それも時間のロスとなり、慌てて高いところに登って交差点を見まわしても、そこって5差路くらいの大きな交差点で人はたくさんだし、どこにも誰の姿も見えず…。
きっと誰か、、、多分、おにいさんが気がついて慌てて戻ってきてくれるよ、元の場所にいようと交差点に立っていたのですが、待てど暮らせど誰も来ない…
次の場所は、グランドバザールと言っていたはず、とりあえず向かうか、でも迷った時は、元の場所にいるのが鉄則ではないか??? と悶々とする私たち。
ガイドさんに電話をしようと思ったけれど、電話番号がわからない~!?
いろいろ手を尽くしてやっとガイドさんと電話がつながり、彼が戻ってきてくれたんですが、すでに30分以上の時間が経過し…。
やっと迎えに来てくれたガイドさん、みんなは、そのまんまそこで待たせたまんまだそうで、、、ああ、ごめんなさい!
それでもみなさん、温かく迎えてくれて…、その後は、無事にグランドバザールでお買い物。

それにしても、他の方が気がつかないのは仕方ないけど、おにいさんは気がつくべきじゃない~!?
いやいや、おにいさんを責めてはいけないよと、cinnamonさんたちに念を押されただけど、、、うっ、、、まあ、いざという時に頼りにならないってことは、よ~くわかりました。
敗因(?)は、ガイドさん、とにかく歩くの異常に速いんですよね、説明はすんご~くゆっくりなんですが、歩きだした途端に客など目もくれずに目的地に一目散なのです。

私たちが大きく時間をロスさせてしまいましたが、グランドバザールでのお買い物時間は、予定通り組んでもらえてホッ。

トルコグランドバザール トルコグランドバザール トルコグランドバザール

3枚目(↑)の写真の壁にかかっている奇妙なのは、帽子です、どれもこれもかわいらしくって、タイに住んでなかったら買っちゃったかも!?

グランドバザールは思ったより整然として、屋根もついてるし、なんかきれいで、売っているモノのセンスもいいんですよね~。
目玉のアクセサリーくらいで、他に欲しいものもないので暇になるかと思ったのですがとんでもない!
見てるだけで楽しかったです。

トルコグランドバザール トルコグランドバザール トルコグランドバザール

まさに見るだけでしたが、ランプ、きれいでしたねぇ~。

トルコグランドバザール トルコグランドバザール トルコグランドバザール

18時にグランドバザールを後にして、ホテルにチェックイン。
ホテルは、これまでで一番高級な「ジェイラン インターコンチネンタル」で、ロビーに入った途端、そういえばこういうのを5つ星というのよねーと思ったり。
タクシム広場という新市街の中心からすぐの場所にあって、とっても便利でした。
ディナーまで時間があったのですが、私たちは、カッパドキアで買ったワインがあったので、ミニ宴会。
大晦日のイスタンブルの様子などをテレビで流してましたが、すぐそばのタクシム広場で大乱闘があって、警察が来る騒ぎとなっていたようです。

そんなこともあってかなくてか、歩いてすぐのベリーダンスを見ながらディナーができる「KERVANSARAI(キャラバンサライ)」へ向かうのも危ないからとバスで行きました。
さすがツアーは、至れり尽くせりですねぇ~。
ベリーダンスは、「エジプトでも見たし~」みたいなことをおにいさんかな? 誰かがガイドさんに言ったら、「エジプトのベリーダンスとは違います、もっと素晴らしいんです」と力説。
どれどれ、お手並み拝見…。
私たちのグループだけ食事つき、他の西洋人は、食事は済ませたようでゆっくり近くでかぶりつきて見ています。

トルコベリーダンス トルコベリーダンス トルコベリーダンス

料理は、私は、写真を撮るのに忙しくてゆっくり食べられなかったのですが、やっぱりおいしいんですよね~。
ふつう、こういう店の料理なんて期待できないのに。

トルコベリーダンス トルコベリーダンス トルコベリーダンス

う~ん、たしかに店というかダンサーの違いかもしれないけれど、エジプトで見たのよりいいかも!?
私が写真に忙しかったのは、ダンスそのものというより、これだけ暗くて遠く離れていて、激しい動きのものをどれだけきれいに撮れるかという個人的な挑戦だったりもしたんですが・・・ホントに難しいものですね。

次の6枚は、トルコでも屈指のダンサーのアセナさんだそうですが、私には、比嘉愛未ちゃんに似ててダブって見えてしまいます。
妙に色っぽい比嘉愛未ちゃん!? ---こういうところがおじさんが入ってるのよとN夫人につっこまれそうですが。

トルコベリーダンス トルコベリーダンス トルコベリーダンス 
トルコベリーダンス トルコベリーダンス トルコベリーダンス

アセナさんの引き締まったお腹を眺めながら、ベリーダンスはウエストが細くなってやせていいかも…とみな口にしてハッ!
そういえば、彼女以外は、同じように激しく腰を動かしていますが、お腹まわりはとってもふっくらしておりました。
そうそうエジプトでは、ガイドが「腹踊り」なんて言っちゃってたしねぇ~。

この後もショーは続くのですが、途中からは面白くないからってことで、早々に切り上げてホテルに戻りました。
この日にカッパドキアから移動してきたなんて、それはもうはるか昔のことのような長い1日でした。


上記の写真のほとんどは、クリックすると拡大します。下手な写真ですが、興味のあるものは拡大してみてくださいませ!
それから「続き」でウチヒサールの写真などをアップしています。



 トルコ旅行記(その1) 出発の日 
 トルコ旅行記(その2) 初日のランチ 
 トルコ旅行記(その3) 初日チャナッカレ、トロイ
 聖母マリアの家 トルコ旅行記(その4)
 古代遺跡エフェス トルコ旅行記(その5) 
 世界遺産パムッカレ トルコ旅行記(その6)
 今夜はコンヤ トルコ旅行記(その7)
 世界遺産カッパドキアへ トルコ旅行記(その8)
 世界遺産カッパドキア巡り トルコ旅行記(その9)
 カッパドキアで新年! トルコ旅行記(その10)
 カッパドキアからイスタンブールへ トルコ旅行記(その11)
 イスタンブール歴史地区巡り トルコ旅行記(その12)



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