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暑気払いにトウガンをどうぞ!

[夏野菜] ブログ村キーワード
アップロードファイル  「涼求め 冬と名のつく 瓜を食い」  (健幸575 No.92)
以前、「ニガウリ(←クリック)」や「ハヤトウリ(←クリック)」を扱いましたが、これから「トウガン」をテーマにしばらくお届けします。
冬瓜は、冬の野菜だと思っている人いませんかー? トウガンは、盛夏にとれるけれども、冬まで持つ野菜なのです。冬どころか、冷暗所に置けば、次の春まで1年近く貯蔵できるそうです。日本では、平安時代から(もっと前とも)食されてきました。平安の人たちも冬瓜に涼を求めたのでしょうか。そう思えば、風情な食べ物ですね。
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★今回のテーマ野菜★  ― 冬瓜   (トウガンのアイコンはムズカシイのでパス・・・)

研究所で「日本は夏だしねー、夏野菜ってことで何かやってみましょうかー」と話したら、誰かが「冬瓜」と言いました。
「なんで夏野菜って言ってるのに冬瓜なんて言い出すのー?」と思ってしまう私の野菜の知識って、、、ベジタブル&フルーツマイスターの試験、落ちても仕方ないかもしれないですね、一応ジュニアのはずなんですが・・・。
私、10年前に日本にいた時は、旬だのなんだの全く考えたことがなかったですねー。
料理なんて滅多にしなかったから、冬瓜を手にすることもなかったです。

トウガン
photo by ☆青☆

東南アジアの野菜に詳しい吉田よし子さんは、語り口がユーモアにあふれていらして面白いのですが、ウリや冬瓜について、「熱帯の野菜 トロピカルクッキング」(日本コンピュータ情報)で下記のように書いています。

「栄養失調気味の東南アジアの人が、狭い庭に栄養価の低いトウガンを植えたり、限られた予算でユウガオやヘチマを買ったりするのは、栄養学を学んだ欧米人には、どうにも納得のいかない風景らしい。 

どこの国でも子供はキュウリを除いてはあまりウリを好まないようだ。しかし年をとるにつれて、この味というものの、およそないようなウリに、なんとなく愛着をもつようになるのは、日本人に限らないようである。これも何千年もウリを食べてきたご先祖様のせいであろうか。

ウリ類はカロリーの比較的高いカボチャでもサツマイモの半分、あとのウリは問題にならないから、とかくカロリーの摂り過ぎが問題となる先進国の人々がもっと食べても良い野菜の一つといえよう。」

「トウガンが夏バテ防ぎによいことは、かなりよく知られている。あせもが出たらトウガンのスープを飲むとよいともいわれる。」

「ミャンマーでは、トウガンを雷除けに部屋の柱のそばに置く。また、悪臭を吸うといわれ、死者を安置した部屋に墓ならずいくつかのトウガンを置く。悪臭を吸ったものは指で押すとぐしゃっとつぶれるほど柔らかくなるそうだ。」


あ、あくしゅう吸ったトウガンって・・・まさか、食べないですよね・・・。


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[学名]   BENINCASA HISPIDA
[英語]    WAX GOURD, WINTER MELON
[タイ語] ファ(ッ)ク、 ファクキヤオ
[植物学上の分類]   ウリ科
[その他の名称]   トウガ、カモウリ、シブイ
[原産地]  インド、ジャワ、東南アジア
[食べ頃]  タイでは1年中、日本は、7~8月に収穫(沖縄産など1年中流通するようにもなっています)
[購入場所と値段]  TOPSスーパーマーケット  1個26B  カリフール 22B
[購入時の注意]  皮にしわがなくずっしりと重いものがいいです。形は味に関係ありません。
粉がふいているものは、完熟している証拠で、この粉がなるべく均一についているものがいいです。

[野菜の歴史など] 
元々の名称は「とうが」で、これが転じて「とうがん」となり、「冬瓜」の字が宛てられたとも言われます。また、果実を丸のまま冷暗所に置けば冬まで保存できるとされることから「冬瓜」と書かれるとも。
冬瓜は、かんぴょうの原料になるユウガオ、奈良漬けにするシロウリ、ニガウリなどが仲間です。
日本には中国から朝鮮半島を経て、4世紀頃に伝えられ、古くから食用とされてきました。今では、熱帯アジア、中国、日本だけでなく、アフリカ、アメリカなどで広く栽培されています。

[見た目の特徴]  
タイのトウガンは、薄い黄緑色で模様はありません。

[一般的な料理方法]
タイでは、スープに入れられることが多いですが、お菓子としても利用されています。
台湾では、実を砂糖水で煮た缶入り飲料があるそうですし、沖縄でも砂糖漬けとして使われているそうです。
一般に味はほとんどないということで、煮物、あんかけ、酢の物、スープ、蒸し物など、他の味を含ませる料理に用いられます。
広東料理では、大きいまま、中をくりぬいて刻んだ魚介類、中国ハム、シイタケなどの具とスープを入れ、全体を蒸した「冬瓜盅 トンクワチョン」という宴会料理があります。
中華料理では、未成熟の小さな実を「毛瓜」(中国語 マオクワ)、「節瓜」(広東語 チックワ)と呼んで、炒め物などの素材にされています。
若葉や柔らかい蔓も葉野菜として、炒め物などに用いることができます。

[取り扱いのポイント] 
見た目より柔らかく包丁がスッと入ります。皮は、皮むき器で剥けます。皮は厚くむくとやわらかく仕上がるので、少し青みがある程度の方が、歯ごたえも残り、きれいな翡翠色に仕上がります。

独特の青臭さがあるので、下茹でして使うこともあります。たっぷりの自らゆでて、透明感が出てきたら水気を切ります。そのまま冷ますと透明感がまして、味も含みやすくなります。

[保存の仕方]
丸ごとであれば冷暗所(10度くらい)に保存すれば、長期保存ができます。
切ってあるものは、ぴっちりラップで包んで冷蔵庫の野菜室に入れます。
または、下茹でして密閉容器にいれて、冷蔵庫で保存すれば汁の実などにすぐ使えて便利です。

[栄養性・機能性]
成分的にはほとんど(96%)が水分で、その他の栄養は少ないですが、ビタミンCは豊富(100g中39mg)です。
利尿効果があり低カロリーでもあるため、ダイエットには最適な食材です。
また、むくみをとったり、熱を下げる効果もあります。
また、種はリノール酸を含んでいて、漢方薬では、利尿薬、消炎剤、緩下剤として、冬瓜子(とうがし)、白瓜子(はくかし)、冬瓜仁(とうがにん)などと呼ばれて利用されています。
種を乾燥させて空煎りし、お酒のつまみにすれば効果的な健康食にもなります。

トウガン断面

わぁー、毎度のことではありますが、なんだかビッシリ文字が並びましたね。
では、明日からは、お料理を紹介してまいります!
トウガンは、大きいので、丸ごと買ったり収穫できると、どうしようかと困ってしまう方も多いと思いますので、参考になればうれしいですねー。


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