冷え症さんのお灸ケアセミナーとランチ

今日は、告知していた通り、「冷え症さんのお灸ケア」というセミナーを開催しました。
今月から来月いっぱい、在タイ日本人女性人口が減ったり、子供の夏休みで子育てで出かけられない人が多いという時期でもあり、参加者がちょっと少なかったのが残念でしたが、逆に濃厚なセミナーになってうれしかったです。

講師は、日本の鍼灸師資格を持つ森下めぐみ先生。

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お若い先生ですが、とてもわかりやすく丁寧にお話してくださいました。
人数が少なかったので、冷え症以外にもあっちこっち脱線させながら自分が聞きたいことを聞いたりしてかなりお得な気分。

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体質というだけでなく、その日、その日で体調がかわったりもするもので、それをきちんと把握しておくことが大事だと。
毎日、舌をチェックすればいいとのことで、チェックポイントを教えていただき、みんなベロだしながら鏡を見たり…。
これから歯磨き前に朝起きたらまず舌チェック! ですね。

その後、実際にお灸のツボを教えていただき、お灸を焚いてみました。
ナント、なんと! (>_<) つい面白くって夢中になってしまい、肝心のお灸の写真がない!!
先生にも写真よろしくと言われてたのに~(>_<)

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使用前のこんなの見てもわかんないでしょ、なんか葉巻か花火みたいですよね。。。
お灸というと肌に直接当てて熱い、痕が残るというイメージでしたが、今日、教えていただいた方法は、ホントに気持ちがい~(*^。^*)
あまりの気持ちのよさに、火をつけてるのにウトウトしちゃうんじゃないかという危険が…。

このセミナー、本当に多くの人に受けていただきたいです。
単にお灸の技だけではなく、冷え症とか体質、体調に関していろんなことを教えていただけます。
今は、時期的にタイミングがよくなかったのかもしれません。
9月に再度開催しますので、その時は、ぜひみなさんいらしてください。

さて、このセミナー、健幸料理とのセットでもありますので、お料理の方は!? ってことで、私の出番。
しかしねぇ~、悩みましたよ~。
これは、いつかはちゃんとしっかり話したいと思っているんですが、、、このテーマを与えられて、もはやこの問題から避けられない、、、。

まずは、健康の基本は食事だけれど、食事は薬を飲むのとは違うので即効性を期待してはいけませんってこと。

で、冷え症というと、、、「冷え症」「食事」で検索すると、すぐに食べ物の陰だの陽だの、体をあたためる野菜、冷やす野菜って分類の話になるんですよねぇ。
体質に陰性、陽性があるというのはまあいいとして、体をあっためる食材があるのもまあそうなんだけど、陰と陽にわけて、陰の人は、陰のを食べちゃいけない、体を冷やす食材をとっちゃいけない、陽をたくさんとらなきゃいけない、、、この理屈が私は、どうもダメです。
そもそも唱える人や団体によって、同じ野菜なのに陰に分類されたり陽に分類されたり、そんなとっからしてもう信憑性が…みなさん、自分が正しいと思っているんでしょうけど。
野菜には、なが~い歴史がありますが、こんなこと言い出したのって大した歴史がない、証明もできていない、世界で受け入れられているわけでもないんですよね。
ちなみに中国から伝わったから歴史がある・・・と思うのは、間違いです、日本人が勝手に解釈を加えてますから。

生姜が冷え症にいいって流行りましたけどね、たしかにあったまりそうですけどね、そりゃ、ホット紅茶飲めばね、あったまりますよ、でも本当に体質まで改善して云々と考えるなら、乾燥させたのを使うべきだなんて話になって、じゃあ、今まで信じて生の生姜一生懸命食べてた人ってなんなのかしらって話なんですよね。
まあ、ショウガの効能は、冷え症の改善だけじゃないですから、摂取することは問題ないんでしょうし、過剰摂取に問題もなさそうだからいいんですけど。
つまりですねぇ、あんまり神経質になったり、何かにとびついたりしない方がいいんじゃないかってことなんです。

特に生野菜がダメっていうのにいつも何かガーッと反論したい衝動にかられるんですよね。
冷え症に生野菜はダメという説が多いですが、逆に生野菜が冷え性を治すという説もあるくらいで、私は、どっちが正しいともいう資格も知恵もありませんが、それでもわかることは、極端に走らないでバランスよく食べましょうよ~ってことです。
生野菜も温野菜もたっぷり食べたらいいじゃないですか!

あと、タイにいるせいで身びいきになっているのか、「南国の食べ物はダメ」というのもなんか反論したくなります。
たしかに南国の食べ物は、暑い時期を乗り越えられるような栄養がいっぱいありますけど、だからといってそれで冷え症になるわけはなく、冬に食べてもいいものだっていっぱいありますからね、単純にくくらないでほしいのです。

そもそも冷え症の人は、そこにこだわるより前に、もっと根本的に生活を見直した方がいいです。
甘いものをとり過ぎていないかとか、ちゃんと栄養バランスは整っているのか? とか。
ついでにいうと、運動してるのかとか、筋肉かたくなってないかとか、骨がゆがんでないかとか。

とまあ、だけど何でも美味しくバランスよく食べましょう! で終わらせるわけにもいかないので、そんな中で私が考えた冷え症対策料理。

(1) 発熱食材をとる
タンパク質は、胃と肝臓にある発熱装置のスイッチを入れますし、スパイス類は、首の後ろにある発熱装置のスイッチを入れる働きをします。(byためしてガッテン)

(2) 血の巡りをよくする
鉄分(ひじき、レバー、広東菜/小松菜、大豆など)、ビタミンE(ナッツ類、サーモン、カボチャ、トウガラシ、モロヘイヤ、赤パプリカなど)、これらともに血の巡りをよくする栄養素ですが、ビタミンCと一緒にとるとさらに効果があがります。

(3) 腸内をきれいにする
どんなに栄養をたっぷりとっても、腸が汚れていたり弱っていたりして、吸収力がなければ意味がありません。玄米雑穀、野菜や果物、納豆やヨーグルトなどの発酵食品をたっぷりとって、でもお腹は八分目(これがムズカシイ)

結局、冷え症を改善するのもメタボを改善するのもガンを予防するのも、おススメ食材はあるにしても、大きな違いはないのです。
鉄をとるといいよ、でも鉄はビタミンCと一緒の方がいい、さらにマグネシウムも取った方がよりいい、いや、葉酸も・・・ってことになるんですよね。
そんないろんな栄養素や機能性成分をとるには、結局、バランスよくいろんな食材をとることが大事だってことになります。

健康的な食事って結局毎度この結論になっちゃうんですが、これが王道なんですよね。
で、やっぱりすすめるのは、「まごわやさしい元気な子!」です。

<<<本日の冷え症ケアランチのおしながき>>>

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<キヌアと海老の餃子ピリ辛中華風スープ>
スパイスがいいってことで豆板醤を使っています。
辛いのが苦手な方もいるでしょうが、酢を入れると辛みがマイルドになりますので、酸辣湯などは理想的なスープなんですよね。

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<ダックサラダ> 
ダックは脂肪燃焼効果があるということと、さっきの上の理屈からして、生野菜サラダを食べて欲しかったのであえて出したのでした。

<レンコンのきんぴら>
蓮の茎というリクエストをシェフにしたのですが、言葉が伝わらず、、、食物繊維ってことでかわった食材を使ってみたかったんですが。。。
でもレンコンもある意味冷え症対策にはなりますね、ビタミンCが豊富だし、野菜には珍しいビタミンB12が入っているので、鉄分の吸収を助けてくれますし、B6も入っているので貧血の予防にもいいそうです。

<ヒジキ入り蕎麦米サラダ>
ヒジキはなんとしてもいれたかったです。
雑穀を勉強していると、蕎麦の栄養ってホントにすごいんだってことがわかります。
タンパク質、ビタミンB1,B2、ルチンとかいっぱいで、とにかくパワーをくれる食材なんです。
蕎麦として食べるのもいいですが、蕎麦米が手に入ったので、サラダにしました。

<サツマイモの蜂蜜マナオ煮>
イモもちょいと食べたいよねぇってことで、今回は、サツマイモ。

<豆腐の味噌漬け>
大豆はやっぱり欠かせません!

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<チキン・キーマオ>
鶏肉のスパイス炒めってところでしょうか、スパイスたっぷりのタイ料理ですが、辛さは抑えて、でもたくさんの食材を使って元気が出そうな感じになってません?

<ビーツライス>
ご飯は、やっぱり雑穀入り玄米ご飯、ビーツとコーン、ゴマ、カシューナッツなどで見た目も華やかに、食べやすく栄養アップしました。

デザートは、空芯菜の団子でした。

おー、久しぶりに長々と書いてしまいました。
要は、冷え症に特効薬があるわけではなく、あれだこれだと特定の食材に走ったり避けたりするのではなく(砂糖とか油、塩は避けてね)、日頃からのバランスのよい食事が大事だってことです。

そのバランスがわからないのよねー、とか、料理がねーという方、健幸料理倶楽部に来てください!
ちなみに「豆腐」がテーマの回は、17日(水)19:00~ 18日(木)10:30~ ありますので、ご都合がよろしければご参加ください!!
(お申込みは、081-836-6350 または aonao727(at)yahoo.co.jp まで)



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