日本亭での「タイで楽しむ日本の年中行事」セミナーレポート

タイは、この日曜日に総選挙がありました。
結果については、語りたいけど、語りたくなり、、、
タイ初の女性首相は、私と同い年でございました。
願うのは、世界の常識からあんまりかけ離れたことをしないまっとうな判断をして欲しいのと、政治の世界に私情を持ちこまないで欲しいのと、とりあえず国民が選んだ結果なので、性急に事を荒立てるようなことを周りがしないで、なんとか平和なタイであって欲しいということです。
さてさてどうなるのか、タイってホントにアメージングな国だったりしますからねぇ~

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さて、先日、2日間行われた野菜ソムリエコミュニティBangkok主催「タイで楽しむ日本の年中行事」ミニセミナー(毎度思うけど長いタイトル・・・)、すでにコミュニティのブログでもレポートされていて、ほとんど同じ内容になっちゃうんですが、私もレポートしたい! ---いや、やっぱ、ほら、講師ってことで気合が入っていたわけですしねぇ、、、ということでヨロシクおつきあいくださいませ!

上の写真は、2日目の準備中のところ、これだけたくさんの方にいらしていただけることに感激ですが、これだけのお料理をランチタイムの繁忙時にさくさくと出される日本亭さんって、やっぱりすごいですねー。

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そもそもこのセミナー、タイ在住の日本人のみなさんに、タイでもっと野菜・果物を楽しんでもらうためにどうしようかと考えて、日本の年中行事を機会として食べることの楽しさをみつけてもらえたら、、、という思いで始めました。
ま~、やっぱりタイ野菜を食べておいし~! と、タイ料理以外で楽しめることを知ったら、家庭でももっと利用しようと思ってもらえるのではないかと、それなら味に間違いのない日本亭さんに・・・と思いたったわけです。
でも、老舗の日本の味を守っている日本亭さんにタイ野菜を持ち込んでヨロシクなんてお願いをしていいものかどうか、ドキドキしながらお願いしてみたのでした。

上の写真は、ヒョウタン、トウガン、長ささげ、シカクマメ、ここまでは、私がこれを使った料理をお願いしますと依頼した野菜たち。
日本亭さんの方で、今がタイで旬な淡竹(ハチク)も使ってくださるとのこと。
飾りのようなアイビーは、タムルンというこれまたタイでよく食べられている蔓です。
私の方で何もお願いしていなかったのですが、このようにお皿に盛ってメインの材料を見せてくださいました。

さて、お料理は、お弁当仕立てにしようかとも思ったのですが、やはり一つ一つ味わいながらお話もできるようにと、会席料理でお願いしました。

「先付」 十六大角豆氷柱仕立て パラチニートマト

20110630日本亭会席01

この麺の状態になっている緑が美しいのは、ナント、ナガササゲなのです。
日本では、十六ささげとも呼ばれています。

えぇぇっと、ここで訂正。
6月30日の会で、十六尺あるから? ナンテ、いい加減なことを言ってしまったのですが、正しくは、豆が16個あるから十六ささげと呼ばれています。
自分の本にちゃんと書いてあったんですが、、、たまに復習しないとダメですねぇ~

ささげもトマトも皮を剥いて片栗粉を薄くまぶして熱湯にとおして、、、と理屈はわかるのですが、かかっているタレというかあんの味が、プロなんですよねー。
いや、ナガササゲをここまで細く切るって芸当も素人にはできません。。。

「お椀」 玉蜀黍擂り流し

20110630日本亭会席02

献立をみながら、みんなで「ナンテ読むの!?」
みなさん、わかります?
私は、試食ですでに頂いていたのでわかっちゃってるんですが、、、トウモロコシです。
黍という字があてられていますが、唐の黍とも呼ばれていて、うちの田舎では、「とっきび」とか「きみ」とか呼ばれてた気が。。。

和食でトウモロコシの汁モノが出るのも驚きですが、さらに驚きなのが中に鶏の燻製が入っていたんです。
これがアクセントになって、淡泊なトウガンもおいしくいただけました。
トウガンは、サイコロ状にカットされておりました。
なんか、いつの間にかトウガンってゴロゴロ切るイメージになってたかも、、、かわいい切り方したら、かわいらしいものができるんですよね、たしかに。

「造り」 きわだ鮪(まぐろ)、鱸(すずき)、烏賊(いか)

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会席料理なので、椀のあとはお刺身もしっかり出てまいりました。
かなりお得なコースになっております。

「八寸」 

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八寸って、前菜で供されることがありますが、コースの起承転結の転にあたる盛り上がりの場面に供されることもあり、どっちにしても酒が進むようなお料理だったりするそうで、、、

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北寄貝水晶寄せ
四角豆と海老真薯の博多
椎茸つくね鋳込み


シカクマメを縦に切って挟んでしまうという発想は、ま~ったく思いつきもしませんでした。
この椎茸のつくねには、大好きな軟骨が入っていてコリコリ感がよかったです。
この中で、私がイチバン好きだったかな?
みんなそれぞれイチバン好きが違うのがオモシロイですよねー、当たり前か。。。!?

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淡竹幽庵焼き
チェンライ産胡瓜の雷干し


タイでは今が旬のタケノコ、タイでもいろんな種類がありますが、料理長がおすすめなのは淡竹(ハチク)と呼ばれる種類だそうです。
これが下処理もさほどいらず、えぐみも臭みも少なく料理しやすいでしょうとのことです。

雷干しというワザも初めて知りました。
このキュウリを食べて、質問してくださった方がいらしたのですが、おかげで料理長の説明を聞くことができてありがたかったです。
お漬物で、何気に食べてしまってましたが、ここにも手がかけられていたことを知って驚き!
らせん状に切って干してから漬けてあるのだそうです。

鰻大角豆印籠

この御紋が目に入らぬか~! の印籠ですね。
印籠のように中に何か入っているお料理や、印籠に入れて持ち歩いた料理など、いろんなのがあるようです。
この鰻には、ナガササゲが入っております。
ナガササゲって、見た目のようなクセがないので日本料理にも合わせやすいのですよ。

「中皿」 瓢箪田楽仕立て

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ヒョウタンがまるごと出てきただけでワクワク!
中には、「四角豆、エリンギ茸、平貝、才巻き海老」が入っておりました。
ヒョウタンの器ごと食べてしまいたいおいしさです。
実際にこれくらいの小さいヒョウタンは、皮ごといただくことができます。
夢中で皮ギリギリまでホジホジして食べて、穴があいて汁が外にあふれ出してた方もおりました。

「煮物」 冬瓜

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献立になかった一品ですが、干し海老を使ったあんとシャキシャキのショウガがベストマッチ。
トウガンのほどよい歯ごたえが残った加減が絶妙でした。

「お食事」 そうめん、おくら

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最後は、七夕、夏にちなんでそうめんですね。
ここまでですでにお腹いっぱいでしたが、さすがソーメン、するする入ってしまいました。

そしてもっちろーん、デザートもありますよ!

「甘味」 生姜のアイスクリーム 黒蜜添え

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日本亭のオリジナル、メニューにはない会席のために作ってくださった生姜アイス。
ちょっとピリリとくる生姜にアイスの甘さ、黒蜜がなんともいえないハーモニー

この日のための特別会席、ムフフ、こんなのいただけたのってシアワセ~
すみません、すっかり長いレポートになってしまいました。

行きたかったけど、、、とか、見てるだけじゃ、、って、ガックリきているお方 
ある程度人数が集まって、余裕をもって前もってご予約をいただければ、予算に応じてこのような会席料理をご用意いただけるそうです。
このブログをみて、ふつうの会席の中にヒョウタン料理だけどうしても入れて! とか、あるいはこのコースにそってさらにお刺身を豪華にして! とか、そんなわがままも聞いて下さるかと思います。

とっても好評でしたので、なんとか次回も日本亭さんで開催したいなぁ、、、と思っております! 乞うご期待!!

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